中国系投資銀行大手の中国国際金融股份(中金国際)は10日、香港証券取引所(HKEX)の目標株価を446HKDまで上方修正したことが明らかになった。
目標株価引上げの理由について、中金国際は、中国概念株の香港上場のスピードは予想より早く香港市場の出来高はさらに拡大し、HKEXの収益に寄与するものとし、目標株価を15%引上げて446HKDと上方修正した。
また、ハンセンテック指数の発表やストックコネクトの拡大、MSCIのA株先物取引などデリバティブ商品の推進で、HKEXの売上高増につながるとしている。
中金国際は7月21日に、HKEXの目標株価を378HKDまで上方修正したばかり。