中国インターネットサービス大手のテンセント（0700）は日本の出版大手、株式会社ＫＡＤＯＫＡＷＡの株式６．８６％を取得し、同社第３位の株主になることが明らかになった。
財聯社がＫＡＤＯＫＡＷＡの発表として３０日報じた。
それによると、テンセントは香港にある子会社のＳｉｘｊｏｙ経由、一株当たり６１７０円で、ＫＡＤＯＫＡＷＡの株式４８６万株を取得することで同社と合意し、来月１５日～２６日で出資金を払込む予定だという。
このため、テンセントの出資総額は１７億６千億元（３００億円）になり、ＫＡＤＯＫＡＷＡ発行済み株式の６．８６％を取得して同社第３位の株主になるという。
テンセントは２０１６年にＫＡＤＯＫＡＷＡ中国の合弁会社、広州天聞角川動漫の株式４１％を取得し、アニメや出版事業を中心とした協力関係を築いてきた。