半導体装置の上海復旦微電子（1385）のＡ株とＨ株は２６日の取引時間中にともに１０％以上急騰した。
同社は２５日、９月３０日までの第３四半期の純利益は約３．６倍増の見込みであることを速報として明らかにした。
半導体製品の需要増と価格上昇で売上が伸びるとともに製品の粗利率も上昇したことにより、第３四半期の純利益は３億８８００万元の見込みで、前年の１億０６００万元より２億８２００万元、倍率にすると約３．６倍（２６６％）の大幅増となったという。
この発表を受け、Ａ株（688385）もＨ株（1385）も寄付きから高騰し、終値ではＡ株は１６．４８％高の５０．７８元、Ｈ株は９．８８％高の２３．３５ＨＫＤで取引を終えた。