中国の不良債権処理会社、中国信達資産管理(1359)は24日アリババグループの金融会社、アントグループ傘下の消費者金融会社――重慶螞蟻消費金融有限公司に60億元(約1050億円)を出資して同社株式の20%を取得したことを明らかにした。
それによると、中国信達はほかの5社とともに重慶螞蟻消費金融の増資に応じ、増資の220億元のうち、同社は60億元を出資した。
重慶螞蟻消費金融は2021年6月4日に設立されたアントグループの子会社で、初期登録資本金は80億元で、増資後の資本金は300億元で、中国信達は2位の株主となる。