中集車両 7.5HKDで非公開化へ

 中国国際コンテナ(2039)傘下で、特殊車両製造販売の中集車両(CIMC・1839)は11日の公告で、自社株1株当たり7.5HKDで発行済み株式の全数を買い戻して自主的に上場廃止することを発表した。
 発表日の終値は7.150HKDで、12日の寄付きから同社株が買われ、一時前日比約4%上昇した。
 同社は昨年11月28日、初めて私有化(公開買付)案を提出し、当時7.0HKDの株価に対して7%のプレミアムを付けて買い付けを行うと表明した。
 大株主の中国国際コンテナは同社H株の73.98%を保有し、また14.21%を保有する株主と撤回不可の公開買付オファーを締結しており、約88%を抑えており、私有化案は採択されると見込まれる。
 非公開化の理由について、同社はH株に流動性が限られ、効果的な資金調達が困難で、非公開化でコンプライアンスコストやその他費用も一部節約できるとしている。

 

 

 

 

 

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