恒大汽車1年4カ月振り取引再開 68%急落

中国恒大集団傘下の電気自動車(EV)子会社、恒大汽車(0708)の株式取引が28日、1年4カ月ぶりに再開された。
 恒大汽車の株価は寄付きから68%以上急落し、取引停止前の3.2HKDだった株価は約1HKDで取引されていた。
 恒大集団(3333)の経営危機が伝えられた2022年4月1日から取引停止されていた。
 恒大汽車は今月26日、延期になっていた21年度と22年中間、22年度の本決算を発表し、2期本決算の累計損益は840億800万元の赤字だったことを明らかにした。
 22年末までで、同社資産総額は1152億元に対して負債総額は1839億元だった。
 同社「恒馳」ブランドのEVは22年9月に、天津の工場で量産し始め、10月に引渡しを開始したが、5月末までの納車台数は1千台に留まっているという。

 

 

 

 

 

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