デフォルト問題で揺れる中国不動産大手、恒大集団は１７日、延期していた２０２１年１２期と２２年中間期、２２年１２月期の３期決算を発表した。過去２年の純損益は８千億元超の赤字で、負債総額は２兆４千億元（約４７兆円）に上ることが明らかになった。
同社株は２２年３月２１日から取引停止になっていたが、次の公告があるまで引き続き停止するという。
同社決算報告によると、２１年度の売上高は２５９９億１千万元で、純利益はマイナス６８６２億２千万元、２２年度の売上高は２３００億７千万元、純利益はマイナス１２５８億１千万元で、２事業年度の累計赤字は８１２０億元（約１６兆円）に上った。