科大訊飛第3四半期58~115%増益の見通し

 中国の人工知能(AI)企業・深圳市場上場の科大訊飛(アイフライテック・002230)は10日、今年1~9月期の決算速報を発表し、株主に帰属する純利益は前年同期比50.61%~73.43%増の3億3千万~3億8千万の見込みであることを明らかにした。
その内、第3四半期の純利益は58.81%~115.31%増の1億4100万元~1億9100万元の見通しだという。
 増益の理由について、同社は人工知能の持続的発展と先端技術けん引の戦略が成果を結んだとしている。
 米国が貿易相手として不適格と判断した個人や企業、団体を登録する「エンティティリスト 」28社のうち、同社が指定されたことについて同社の劉慶峰董事長は9日、当社には世界最先端のAIコア技術を保有し、これら技術はすべて自社の独自開発で知的財産権を持っており、首を絞められることはない。エンティティリストに加えられたからと言って会社の日常的経営に重大な影響を及ぼすことはないと表明した。

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