香港政庁 18才以上の住民に1万香港ドルの手当

 香港政庁財政局の陳茂波局長は8日の記者会見で、2月に発表した18才以上の香港住民一人当たり1万香港ドル(約14万円)の手当の申請と支給方法を明らかにした。
 陳局長は、申請の受付は今月21日から開始し、6月末までに申請した分は早ければ7月8日にでも銀行口座経由で受け取ることができると話した。また6月30日以降に電子申請した住民はその一週間後に口座に振り込まれると説明した。
 香港政庁は今年2月26日の立法会で2020~21年度の財政予算案を発表し、コロナウイルス感染症の影響で景気が後退し、来年度の政庁の税収も減少するだろうと予想されるが、不景気と沈滞ムードに立ち向かうため、政庁が前向きに検討した結果として18以上の香港住民に1人当たり1万香港ドルの手当を支給するとした。
この措置で710億香港ドルが計上され、受給資格者が700万人に及ぶとされる。

 

 

 

 

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