香港証取 人民元デュアルカウンター、全出来高の0.7%

香港ハンセン株価指数を運営する恒生指数有限公司(HSI)は25日、6月19日から人民元デュアルカウンター(香港ドルと人民元の2通貨建て取引)を導入してから今月18日までの人民元による取引は前出来高の0.7%だったことを明らかにした。
 それによると、人民元デュアルカウンターに参加する24銘柄の1日平均出来高は258億香港ドルで、うち人民元による取引は1億7400万元だった。実証の結果、人民元取引の値幅は香港ドルの値幅より大きかったことが分かったという。
 また24銘柄の時価総額が大きい上、流動性が高く、メインボード時価総額に占める割合は6月19日当日の36%、年初から6月19日までの平均出来高の33%を占めている。
 人民元デュアルカウンターは株式のみならず、債券投資も可能で、人民元のオフショアハブとしての香港の役割が最大限に発揮されることが期待される。

 

 

 

 

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