1月の中国の外貨準備高 994億米ドル減

中国の1月末までの外貨準備高は前月比で994億ドル減の3兆2309億米ドルとなったことが7日中国人民銀行のポータルサイトで明らかになった。2015年12月には、単月として最大の1079億ドルが減少したのに続き、1月も大幅に減少し、資本の流出が懸念されている。これについて、外為管理局総合局の王局長は、「中国の改革は正念場に差し掛かっている。国際収支の均衡はまだ安定的ではない。内外の経済や金融市場の影響で外貨準備高の変動は正常のことであり、外貨購入に関する新規の制限措置はなく、また中国の短期外債リスクもコントロール可能の範囲にある」と、2007年から実施した家計部門の一人当たり5万米ドルの購入について制限のないことを強調した。(経済日報)

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