中国電気自動車(EV)大手のBYD(1211)が上海のバッテリー製造工場を拡張する計画があることが明らかになった。
上海の企業など環境情報開示プラットフォームが10日明らかにした。
自社及び市場ニーズを満たす目的で拡張工事に500億元(1元=約20円)を投入する計画で、リチウムイオン電池や太陽光(ソーラー)パネル及び非鉄金属複合材料の加工などを事業内容とする。拡張工事完成後、リチウムイオン電池を年間7200万個生産する能力を持つという。
BYDの上海バッテリー工場は同市、松江区にあり、米EV大手テスラの上海ギガファクトリーから65キロほど離れた場所にあるという。