中国7ヶ月振り米国債買い増し 保有残高1兆600億ドルへ

米財務省が15日発表した月間報告によると、中国は昨年12月米国債91億ドル分追加投資し、保有残高を1兆600億ドルまで引き上げたという。

中国の米国債買い増しは昨年5月以来のことで、人民元の為替レートを支えるため外貨準備を使い、12月までの7ヶ月間売却を続け、通年の米国債売却額は1880億ドルに達し、年間売却額として史上最大だった。

一方、日本が保有する米国債は5ヶ月連続減少し、12月末までの保有残高は前月比178億ドル減少した1兆900億ドルだった。

2016年12月までの海外投資家保有米国債残高は約6兆ドルで、前年の6兆1500億ドルより減少した。(ブルームバーグ)

 

 

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