「日本製品を中国そして世界へ」 アリババCEO

 9月10日は中国では「教師節」(教師の日)です。例年、先生に感謝の花束をささげるイベントの関連記事や動画などでネットが埋まりますが、今年はアリババの関連記事一色になっています。昨年2018年の9月10日、中国電子商取引最大手であるアリババ創業者の馬雲(ジャック・マー)が1年後の2019年9月10日をもって同社董事局主席を退任することを突如発表し世間を驚かせたのです。本当に退任されるのか、世界中から注目されていました。

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「中国版Salesforceのみならず、世界の微盟を目指す」

 テンセントの自社株買戻しとその後の株価の推移を時系列でご紹介しました。テンセントの成長について「真似」から「買収」、さらには「資本参加」へと、その歩みをこのコラムで振り返ったこともあります。資本参加の1社に微盟集団 (ウェイモブ・2013)という会社があり、買い増しを繰り返した結果、現在テンセントは微盟の2位の大株主に躍り出ています。そして今日、9月9日は微盟にとって特別な日となっています。

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自社株買いと株価の推移

 自社株買いについて賛否両論があります。この10年ほど香港市場で3回ほど大規模な買戻しが行われました。時期にしていずれも市場が低迷し、株価が底値の時でした。そして昨年後半から自社株買いの動きが見られ、今年も年初から今月3日まで香港市場では合計154社、総額凡そ88億香港ドルの買い戻しが行われています。買戻し金額では、シャオミが154社中、トップになっています。

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