不動産管理は穴場か

 最近の中国株式市場で不動産に関する情報が錯そうしています。「大手不動産の物件管理企業 上場を急ぐ」や「アリババが本格参戦 BEKEにライバル?」または中国恒大集団(3333)の年明け後に迫る8300億元に上る借入返済期限の問題などが取沙汰されています。「不動産投資は次なるステージへ」で不動産が取沙汰される理由について述べています。その中でご紹介の「貝殻找房(BEKE)」の株価はコラム公開日の8月17日の38.72ドUSDから先週金曜日(9日)の66.45USDと70%以上上昇しています。

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アリババの株価は高い?安い?

 米市場のアリババグループの株価は史上初めて300USDを超えて8日の取引を終えました。続いて始まった9日の香港市場も寄り付きから買われ、正午前には1.17%高で取引され、これも史上最高値を更新しています。テンセントや京東、美団点評などIT株の中で「出遅れ感」があるとこのコラムで指摘していますが、急ピッチで追いつき、追い越そうとしていることが伝わってきます。アリババ株価の先行きはどうなるのでしょうか。

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四環医薬 底値か

 羅欣薬業(ルオシンファーマ)とのお付き合いは古いが、製薬会社ではもう一社長く付き合っている会社があります。四環医薬(0460)です。株価も2HKDから最高で12HKDを記録し、その後分割などを経て現在は1HKDを割り切るところまで下落しています。成長を信じて売らずに現在も保有している投資家も多く、依然関心の高い銘柄の一つです。政策に翻弄された面は否めないが、本当に成長するか気になるところです。