米財務省は18日月次報告を発表し、昨年11月、中国は664億ドルの米国債を売却したことを明らかにした。
これで中国は6ヶ月連続米国債を売却し、保有する米国債の残高は1兆500億ドルとなり、下げ幅として2011年12月以来、保有残高は2010年7月以来の水準となった。
報告によると、日本も同月233億ドル分の米国債を売却し、保有残高は四ヶ月連続減少して1兆1100億ドルとなっているが、前月に続き中国を上回って米国債最大の保有国を維持した。
中国の米国債売却に関して、人民元の為替レートを支えるため、外貨準備高を使っているとしている。
(ブルームバーグ)