米商務省が28日発表した第2四半期(年率換算)の国内総生産(GDP)は前期比3%増だったことがわかった。
市場予想は2.7%で、これを上回り2015年第1四半期以来の大幅な伸びとなった。
個人消費支出と企業投資の回復がけん引した。
市場関係者は、雇用市場と緩やかなインフレ、低金利などの影響で消費は依然成長のエンジンだ。第2四半期のGDP改定値はトランプ氏の長期的経済成長の目標に合致するが、この伸びは持続不可能だ。ハリケーン Harveyの上陸も第3四半期の経済成長に影響するだろうと指摘した。
GDP伸び率発表の影響で、30日の米株式市場は続伸した。(WSJ見聞ほか)