「お金は臆病者」 大株主の売却に神経質

 「お金は臆病者」で、銀行に信用不安があると、取り付け騒ぎが起こりますし、企業にデフォルトや不渡りの噂が広がると株や社債が売られ、お金は一目散に逃げてしまいます。「噂で買って事実で売る」とは成長期に適用される格言で、成長が鈍化し、外部環境も悪化してくると、むしろ噂でも真っ先に売られてしまいます。中国石油など国有5社が米上場ADRの自主上場廃止が報じられると、市場に暗雲が広がり、不安が先走っています。そこに今度は大株主売却の噂です。

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