中国電子書籍配信大手の閲文集団(チャイナリテラチャー・0772)が15日発表した中間期決算では、総売上高は5.9%減の40億9千万元、営業利益は8.2%増の6億9千万元だったことが明らかになった。
減収の理由について、同社は主要業務に程度の差こそあれ売上高が減少したことによるもので、その内、オンライン事業は9.2%減の23億1千万元(総売上高の56.4%)、IP運営とその他の収入は1.2%減の17億8千万元だった。
減収でも増益を維持できたのはコスト管理が奏功し、テレビドラマやネットドラム、動画、映画の制作費が前年同期比増加した以外、その他のコストはすべて減少したという。
IPコンテンツの構築で、月間課金ユーザーは810万人で、ユーザー一人当たりの月間課金額(コンテンツ利用料)は38.8元で前年同期比6.6%増加した。