ちょっとした噂でも動く市場 京東集団が急落

 市場で疑心暗鬼が続く時に、ちょっとした噂でも株価の下落が起こります。不動産大手の中国恒大集団創業者の許家印氏の「強制措置」にちなんで、13日、市場では突然、EC大手の京東集団関連記事のトップに「劉という名字の経営者が違法の疑いで逮捕」というニュースが流れ、京東の株価が10%以上急落しました。同社創業者兼会長の名前は劉強東というので、ニュースに出ている劉という経営者は暗に劉強東を指し、また京東関連記事と同列に取り扱われているので「確信犯的」情報操作だろうと見られますが、京東の株価が急落したことは紛れもない事実となっています。

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