経済の打撃は大きいが、需要の変わらない事業も

 香港のデモは地元経済への打撃は大きいものと考えられます。香港政庁は今月16日、各種経済指標を発表し、香港の今年上半期(1~6月)の経済情勢は2009年の減速以来、最も弱い動きとなったとの表現で、第1四半期は0.6%増、第2四半期は0.5%増と(経済成長)明らかに鈍化したことを明らかにしました。しかし、2014年の「雨傘革命」というあれだけ大規模なデモでもその後は終息し、2015年の香港市場の大相場を迎えたことは記憶に新しい方も多いのではないかと思います。デモの影響で超優良株でも一時的に大きく下落する場面があります。投資家目線で見るならそれがチャンスではないかと考えられます。

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