海底撈、19年上半期純利益41%増

 中国の火鍋チェーン大手、海底撈(ハイディラオ)は20日の夜、2019年上半期の決算報告を発表した。
それによると、売上高が前年同期比59.3%増の116億9500万元(1元=約15円)、税引前利益は38.8%増の12億5100万元だった。純利益は41%増の9億1100万元、EPS(1株当たり利益)は0.17元で、中間配当は実施しないという。
 報告によると、1~6月の新規出店数は130店。海外を含めた全店舗数は18年12月末の466店から593店に増えた。
 主力のレストラン事業は、売上高が58.4%増の113億3140万元と売上高全体の約97%を占めた。18年下半期(7~12月)から今期にかけて259店を新規出店したことが大幅増収につながった。
  デリバリー事業の売上高は、前年同期の1億3300万元から40.9%増の1億8790万元。デリバリー注文数の増加が寄与した。
 この発表を受け、同社株価は21日、上場来最高値の35.35HKDを記録した。

 

 

中国経済News & topicsの最新記事