香港上場のシャオミ(1810)は3日、中国内陸のインターバンク市場で人民元10億元(1元=約15円)に上る初のパンダ債を発行したことを発表した。同パンダ債の期限は365日、クーポンレートは2.78%で、中国銀行が主幹事会社で中国工商銀行が共同主幹事会社となる。
シャオミとして内陸市場での初のパンダ債発行で、またテクノロジーインターネットエンタープライズとしても初のパンダ債発行となる。
同社によると、調達資金は一般運営資金や国内融資の返済、またその20%を流行中のコロナウイルス感染症対策に使われるという。
2019年シャオミはフォーチュン・グローバル500に仲間入りし、世界で影響力のある企業ランキングの中でもっとも若い企業としてランクインされた。