中国電子商取引(EC)大手、アリババグループ傘下の金融子会社、アントグループは7日、公告を発表し、同社株主構成を調整し、主要株主の議決権が変更になることを明らかにした。
具体的には、ジャック・マーと関連株主が保有する53.46%の議決権を6.208%まで減らし、支配株主から外れるほか、取締役4人(執行役員2名と非執行役員2名)に社外取締役4人の8人からなる董事会(取締役会)のメンバーに社外取締役1名を追加して、社外取締役が過半となる9人の董事会とするという。
アントグループは20年11月、香港でのIPOを予定していたが、上場の2日前に延期が発表された。