人工知能(AI)最大手の商湯科技(センスタイム・0020)は19日、自社株670万株を一株当たり平均2.1HKDで買戻しをしたことを発表した。
同社は昨年12月30日に香港市場に上場し、6月30日にロックアップの解除日を迎えた。自社株買いについて、同社経営陣は自社株売却の期間延長発表に続く措置で、自社の潜在的成長に対する自信の表れだとコメントしている。
6月30日、同社発行済み株式の約7割がロックアップ期間の解禁日を迎え、需給関係の変化で株価が急落した。
リサーチのフロスト&サリバンによると、2020年の売上高に基づくランキングでセンスタイムはアジア最大のAIソフトウェアの会社であるという。