中国建設大手、香港上場の中国鉄建(1186)の株価は3日午後、前日比5.18%高の9.54HKDまで上昇した。出来高は1億5700万香港ドル。最新の時価総額は1295億香港ドル。
投資銀行、モルガンスタンレーは、同社株価は今後60日以内に、70~80%の確率で上昇するというレポートを発表し、目標株価を11.6HKDとし、評価を「買い」とした。モルガンスタンレーは今年から2021年まで同社の利益はそれぞれ26%、14%、11%増と見込んでおり、成立済み(工事)契約と新規契約の売上見込み額はそれぞれ前年の4倍と2倍に上り、今後3年間の契約ペースの伸び率は少なくとも15%以上だという。国内不動産と海外建設セクターの売上高増に伴い、粗利率も改善される見通しだという。