平安保険傘下の平安アセットマネジメントは5日、香港上海銀行(HSBC)の株式1000万株を買い増しし、持ち株比率を4.96%から5.01%へ引き上げたことが香港証券取引所の統計で明らかになった。
平安保険の購入資金は保険料収入で得た資金で、購入ルートはストックコネクト(直通車)、外貨を使用していないという。
これは平安保険とHSBCが5年振りの「再会」とされる。2002年HSBCが平安保険の株式を大量に保有し、単独一位の株主になったが、2012年HSBCは保有する平安保険の株式をすべて第三者に譲渡した。2002年当時、HSBCの純利益や時価総額は平安保険の20倍だったが、15年経った2017年、平安保険はHSBCの大株主になり、時価総額は今年の11月でHSBCを上回った。