広州汽車(2238)は29日、今年1~9月期の純利益が前年同期比マイナス約36%だったと発表した。
それによると、1~9月までの前3四半期の売上高は19.19%マイナスの426億8400万元、純利益は35.75%マイナスの63億3500万元だった。7~9月までの第3四半期の純利益は14億1600万元で、51.95%のマイナスと業績の悪化に歯止めがかからない状況が続いている。
株主に帰属する純資産は、2018年末比で3.8%増の795億1300万元で経営活動におけるキャッシュフローは74.59%減少のマイナス91億1千万元だった。
この発表を受け、同社株価は30日11時半現在前日比4.25%下落の7.89HKDで取引されている。
モルガンスタンレーは景気後退で製品の価格下落が余儀なくされ、新製品のプロモーションなどコスト増で純利益に影響するとして、目標株価を5%引き下げて10HKDとし、レーディングを「オーバーウェイト」とした。