中国コングロマリットの復星国際(0656)をはじめとする企業体が51%の株式を保有する中国初の民間高速鉄道、杭台高速鉄道が8日、2022年1月8日の開通から2周年を迎え、乗客数は累計で2千万人を超えたことが明らかになった。
同高速鉄道は浙江省の杭州、紹興、台州の同省主要3都市を結び、全長266.9キロ、設計速度は時速350キロ。
開業当初の運行本数35本から現在の59本まで増え、23年の旅客輸送量は1500万人と初年度の3倍まで膨らんだ。
同鉄道株式のうち、復星国際企業体のほか、中国鉄路集団は15%、浙江交通投資は13.6%、紹興交通投資は10.2%、台州鉄道投資は10.2%をそれぞれ保有する。