スポーツ用品の安踏体育用品（安踏・2020）は１７日、２１年上半期の業績予想を発表した。
それによると、上半期の経常利益は前年対比５５％以上、株主に帰属する純利益は２．１倍（１１０％）以上の増加の見込みであることを明らかにした。
同社はブランドにより３セクターに細分化しているが、自社ブランドの「安踏（ANTA）」と代理しているイタリアブランドの「FILA」、アウトドアスポーツのDESCENTEやKolon Sportsなど３セクターともいずれも二ケタ台の成長を維持した。
業績により、多くの投資銀行と証券アナリストからポジティブレポートを出され、株価は年初から３５％以上上昇した。また２０１３年から９年連続上昇を続け、上げ幅は１８倍を超えた。
当社京華投資視察団は２０１７年6月、福建省で同社を訪問し、「消費の最盛期だからこそ、株価が」というタイトルで同社を紹介し、２０ＨＫＤ台（当時）だった株価は、１７日の終値が１６５．４０ＨＫＤだった。