百度(バイドゥ)第1四半期決算 純利益8%減

 中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ・9888)が26日発表した1~3月(第1四半期)の売上高は前年同期比1%増の284億1千万元、調整後純利益は8%減の38億7900万元だった。傘下動画配信サービスの愛奇芸(iQIYI)を除けば、売上高は4%増の214億元だった。
 純利益減の理由はネット広告の収入が減少したことと研究開発費が増加したことによるもので、1~3月期の広告収入は4%減の157億元、研究開発費は10%増の56億元だった。
 決算発表の席で創業者兼董事長の李彦宏(ロビン・リー)氏は、3月中旬からのコロナウイルス感染拡大でネガティブな影響を受けた。しかしAI(人工知能)業務は長期的発展をけん引してくれると信じていると述べた。

 

 

 

中国経済News & topicsの最新記事