中国電子商取引（ＥＣ）大手のアリババグループ（9988）は４日、同社第１四半期（４月１日～６月３０日）の決算報告を発表した。
第１四半期の売上高は横ばいの２０５５億５５００万元、営業利益は１９％減の２４９億４３００万元、株主に帰属する純利益は約５０％減の２２７億３９００万元、希薄化後１株当たり利益は１．０６元だった。
売上高の内、中国市場の小売りは２％減の１３６９億７７００万元、国際市場の小売は３％減の１０５億２４００万元、クラウドセクターは１０％増の１７６億８５００万元だった。
なお、６月３０日まで、同社は自社株買戻し計画に基づき、３５億ドルで３８６０万ＡＤＲ（約３億８００万普通株相当）の買戻しをしたが、１２０億ドル分は未使用のままになっている。