スウェーデン首相 恒大会長と会見 NEVSをより強くと期待

 スウェーデンのステファン・ロベーン首相は現地時間の29日、ストックホルムの首相府で中国不動産大手、コングロマリットの恒大集団(エバーグランデ・Evergrande/3333)創業者で会長の許家印氏と会見した。
 その中でロベーン首相は、エバーグランデは世界でも有名なトップ500の企業であり、恒大NEVSは75年の歴史を誇るサーブの歴史と技術を継承した。恒大NEVSがより大きく、より強くなるよう期待するとともに、エバーグランデグループがさらに多くのスウェーデン企業と交流し、また協力することを大いに期待すると述べた。
 これに対して許会長は、恒大NEVSを世界一流の新エネルギー車ブランドに育て、また膨大な中国市場を開拓する自信があると応じた。
恒大集団は今月15日、スウェーデンのEVメーカー「ナショナル・エレクトリック・ビークル・スウェーデン(NEVS)」の株式51%を9億3000万ドル(約1000億円)で取得したことを発表した。
 NEVSの傘下には、スウェーデンの”名門” サーブ(SAAB)があり、経営再建など紆余曲折を経て、中国企業の傘下でEV専業メーカーとして再出発しようとしている。

 

 

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