中国の債務 GDP比で232%

格付け機構のS&P(スタンダード&プアーズ)は、低金利と企業借金で債務が激増し、中国の債務はGDP比で232%に達し、(金融)システム的リスクに晒され、(国債)評価の引下げなど潜在的圧力があると指摘した。S&Pの最新リポートによると、リセッションや融資拡大により投資を支えることで経済成長の維持に傾く場合、現在の中国に対するAA-という評価が引き下げられる可能性があると指摘されている。1月の中国のM2と人民元融資の規模は予想を遥かに上回り、19か月振りに高い2兆5100億元に達し、季節的要因もあるだろうが、2016年中国は金融緩和の通貨政策を取るだろうと見られる。(WSJ)

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