中国税関総署が２５日発表した統計データによると、今年上半期（１～６月）の集積回路（ＩＣチップ）の輸入は前年同期比１０．４％減の２７９７億個、輸入総額は５．５％増の１兆３５１１億（約２７兆円）に達し、石油の輸入額１兆１６３３億元（約２３兆２６００億円）を上回り、輸入額最大の商品となったことが明らかになった。
同じ時期のＩＣチップの輸出は６．８％減の１４１０億個で輸出総額は１６．４％増の４９９３億元だった。
一個当たりの単価に換算すると、輸入チップは４．８３元、輸出チップは３．５４元となった。
一方、１～６月まで中国のモノの貿易総額は９．４％増の１９兆８千億元でその内輸出は１３．２％増の１１兆１４００億元、輸入は４．８％増の８兆６６００億元で、輸入総額に占める半導体の割合は１５．６％だった。