中国民政部(総務省相当)の公式サイトは9日、「2022年第4四半期民政統計データ」として、22年度の国内婚姻届け件数は683万3千件だったことを明らかにした。同発表のある1986年以来、37年振りの低水準だった。
21年度の婚姻届けは763万6千件で、これを更に下回ることになる。
民政部のデータによると、中国の婚姻届けは2014年から減少傾向にあり、2013年には1346万9300件だったが、19年にははじめて1000万件を下回り、21年には800万件にも届かなかった。
また離婚届けについては、21年には213万9千件、22年には210万件だったことも明らかにされた。