中国の今年の宅配小包数は６月２４日現在、６００億個に達したことが、中国国家郵政局がモニターリングしたデータで明らかになった。
年間配達個数６００億個に達するのは、２０１９年比で１７２日も早く、２２年比で３４日間も早かったという。
中国の電子商取引（ＥＣ）各社が６月に入ってから相次ぎセールキャンペーンを行い、１～１８日までの間宅配小包数は４億個を超えた。
ＥＣ各社セールキャンペーンのほか、国際消費財博覧会（海南省）や広州交易会（広東省）、中国流花国際服装祭（ファッションフェスティバル）など国際的イベントも追い風となった。
宅配件数の増加は、宅配便業界の強い回復力を示すだけでなく、中国の消費市場の継続的な回復と消費規模の拡大を示していると分析される。