中国中央銀行 預金準備率0.25%引下げへ

中国の中央銀行である中国人民銀行は25日、市中銀行から強制的に預かる「預金準備率」を12月5日から引き下げると発表した。
 預金準備率の引下げは4月に続き、年内2回目となる。新型コロナウイルスの感染再拡大とゼロコロナ政策による移動制限で企業収益が悪化し、経済の減速が明らかになる中、市場に5千億元(9兆7千億円)の流動性を注入して景気の下支えをする。
 0.25%を引き下げた後、金融機関の加重平均準備率は7.8%になる。
 なお、中央銀行の預金準備率は2011年6月、それまで最高の21.5%(大型金融機関)と18%(中小金融機関)だった。

 

 

 

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