中国商務部は16日、米通商法301条に基づく中国からの2000億ドル分の輸入商品に対して10%の追加的関税を課すことについて米国をWTOに訴追したことが明らかになった。
これに先立って7月6日、中国商務部はアメリカが通商法301条に基づく調査で340億ドルの中国からの商品に対して25%の関税を課すことに対してWTOにすでに提訴している。その後貿易戦はエスカレートし、7月11日、トランプ政権はさらに2000億ドルの中国商品に対して10%の追加的関税を課すと発表した。2000億ドルの対象商品は数百種類の食品やタバコ、石炭、ケミカル製品、タイヤ、ペットフード、テレビ部品などが含まれている。