中国国産旅客機C919が初の商用飛行へ

中国国産の旅客機C919が今月28日、初の商用飛行を行うことが明らかになった。
 中国3大国有航空の一つ、中国東方航空(0670)は25日同社公式アカウントで発表した。初の商用飛行ルートは上海虹橋国際空港発、北京首都国際空港行きのMU9191便、北京発上海行きのMU9192便を運航、飛行時間は2時間25分を予定している。
 中国商用飛行機公司とボーイング社のマーケティング予測によると、今後20年間、C919に準ずるナローボディ機(通路が一本の旅客機)の年間需要機数は300機とされ、C919がその内の三分の一のシェアを取れれば、年間の引渡し機数は100機に上ると試算されている。
 東方航空は先日の業績説明会で、中国商用飛行機と21年3月に合意した5機の調達契約により、1機目は22年末に引渡しが完了し、近く運航されることを明らかにした。

 

 

 

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