中国外貨準備高、8月に492億ドル減少

 中国外為管理局がこのほど、8月末時点の外貨準備高は3兆549億ドル(1ドル=)約143円)で、前月末より1.58%、金額にして492億ドル減少したことを発表した。2018年10月以来の低水準だった。
 外為管理局は、その理由について、主要国の金融政策予想やマクロ経済データなどの影響を受けてドル指数が上昇し、世界の金融資産価格は総じて下落したことで、為替レートや資産価格の変化などの要素が総合的に作用した結果として、ドル高に伴う資産評価の目減りによるものと説明した。
 中国の外貨準備高は5月末時点3兆1千億ドルを超え、17年連続で世界一を維持した。

 

 

 

 

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