中国不動産大手の中国恒大集団（3333）は１４日の発表で、９月の物件成約件数が大幅にダウンしていることを明らかにした。
公告では、９月は不動産販売のピークシーズンだが、同社に対する持続的なネガティブな報道で不動産の潜在的購入者に大きく影響し、成約件数が大幅に下落して売上高が引き続き悪化し、キャッシュフローと流動性に多大な圧力がかかっていると報告した。
６～８月までの同社成約実績は、７１６億３千万元、４３７億８千万元、３８０億８千万元で、減少傾向が続いている。
一方、恒大は同公告で、現在傘下の「恒大新能源汽車（新エネルギー車）集団」と同社株式の一部の譲渡について潜在的投資家と交渉すると同時に新しい投資家を迎え入れることを検討中であることを明らかにした。