中国恒大集団許家印会長自社株12億株売却

 中国不動産開発大手、恒大集団(3333)創業者で支配株主の許家印会長は自社株12億株を売却したことがわかった。
 香港証券取引所が26日に開示した情報によると、同取引は25日のプレマーケットのブロック形式で行われ、売却価格は2.23HKDで、前日の終値(2.78HKD)より19.8%下回る水準。許会長とその家族が保有する自社株式76.69%の内、約10%に相当し、売却後の持ち株比率は67.87%まで下がり、依然支配株主となる。
 この売却で約27億香港ドルを現金化したが、同社株価は最高で32.5HKDの時に1株も売却しなかった同会長は経営危機を乗り越えるため、大きな決断をしたことになる。

 

 

 

 

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