中国9月のPMI 予想を下回るが26カ月連続栄枯線の上

中国国家統計局は30日、9月の製造業購買担当者指数(PMI)は50.8だったと発表した。
市場予想は51.2で、8月は51.3だった。国家統計局の趙慶和上級統計官は、9月のPMIは8月より0.5ポイント下落し、伸び率としてやや緩いが、引き続き景気拡大の区間にあり、好不況の境目とされる50を26カ月連続キープしたと述べた。
趙氏はさらに、9月のPMIの特徴として、ファンダメンタルズは基本的に安定し、調査対象の21の業界のうち、14の業界のPMIは拡張区間にあり、中でも医薬や専用設備、電気機械などのPMIは53.5で、非鉄金属の精錬や圧延加工、ゼネラル設備、木材加工、家具等のPMIは縮小傾向にあると指摘した。
一方、輸出入について、趙氏は、新規輸出契約指数は48.0、新規輸入契約指数は48.5で、先月(8月)より1.4と0.6ポイント後退し、景気度として年内最低だったと説明した。

 

 

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