電子商取引（ＥＣ）大手の京東集団傘下のヘルスケア子会社、京東健康（6618）の株価は４日急落した。
香港証券取引所が開示した情報によると、創業者で直接または間接的に同社株式約７割を保有する劉強東氏は４月２９日に一株当たり平均５０．６７ＨＫＤで３８４万株を、さらに３日一株当たり平均４９ＨＫＤで約５００万株の自社株を売却し、持ち株比率を６８．９４％から６８．６６％まで引き下げた。
この売却で劉氏は４億香港ドル強を現金化したという。
創業者の自社株売却の影響で、４日の同社株価は寄付きから急落し、終値は前日比約１３％減の４３．６０ＨＫＤだった。