叮咚買菜 MSCI中国小型指数株に

 米MSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)が30日発表した22年11月の半期入れ替えで、中国生鮮食品ECの叮咚買菜(ディンドン・DDL.US)が新たに組み入れられることが明らかになった。30日の取引終了後に発効する。
 叮咚買菜は生鮮食品に特化したECで、2021年6月29日にニューヨーク市場に上場。ソフトバンクも同社に投資している。
 8月に発表した22年4~6月期の売上高は42.8%増の66億3千万元で、純損益は前年同期のマイナス17億元からマイナス3450万元へと赤字が大幅に縮小し、非米国会計基準(Non−GAAP)ベースの純利益は2060万元となり、初の黒字化を達成した。
 今回の指数組入れは国際資本が同社の投資価値や安定した業績、事業発展の見通しを評価したことを意味するものと見られる。

 

 

中国経済News & topicsの最新記事