四環医薬は3日、同社傘下山東軒竹生物科技が独自開発した1類新薬、XZP-5955 錠剤の臨床試験承認通知書が5月31日に届いたことを明らかにした。
これは今年1月に臨床試験が承認されたXZP-5610に次ぐ同社もう一つの創新薬となる。
XZP-5955は肺がんや胃がん、肉腫などの固形腫瘍の治療に使われ、成人のほか、児童にも潜在的臨床価値があると認められ、中国が独自の知的財産権を持つ次世代NTRKとROSIデュアルターゲットチロシンキナーゼ阻害剤のコア製品になることが期待されている。
四環医薬の株価は3日前場で前日比9.75%高の3.95HKDまで買われ、終値は同3.90%高の3.73HKDで取引を終えた。