安部首相訪中（１０月２５日～２７日）前の１１日からの二日間、日本の企業家、元政府高官、学者の一行３０数人が北京で行われた「第４回日中企業家及び元政府高官対話」に参加した。
対話会は日本経済団体連合会と中国国際経済交流センターが共同で主催したもので、２０１５年１１月東京で第一回目を開催した。対話会の主旨は両国商工業界の意思疎通と観点表示のプラットホームを築き、民間の力を生かして両国の経済・貿易協力を推進し、二国間関係の改善で積極的役割を果たすこととされる。
対話会後の共同声明で「双方は東アジア地域包括的経済連携（ＲＣＥＰ）と日中韓自由貿易協定の早期かつハイレベルの実現を期待する。アジアを代表とする膨大なインフラ整備需要に対応するため、双方は『一帯一路』構想の枠組みの下で、世界的範囲の第三国市場協力を深めなければならない」と協力の意思を示した。