小鵬汽車香港重複上場 終値は公募価格と同じ

 中国新エネルギー車(NEV)新興メーカーの小鵬汽車(9868)は7日香港市場に重複上場した。公募価格165HKDに対して最高で2.2%高の168.5HKDまで買われたが、終値で公募価格と同じく165HKDで取引を終えた。時価総額は2791億香港ドル、今年上場した快手、京東物流、百度、ビリビリに次ぐ5番目に大きい規模のIPO銘柄となった。
 小鵬汽車は1日、6月の納車台数が前月の5686台より15%増の6565台で、前年同月比7.2倍になったと発表した。単月、四半期、半年のいずれもが過去最多を更新した。
 第2四半期(4~6月)の納車台数は1万7398台、上半期の納車台数は3万738台と昨年通年の実績を上回り、前年同期の5.6倍となった。
 同社副董事長兼CEOの顧宏地氏は、IPO後の記者会見で、将来的にA株への上場も視野にあると表明した。

 

 

 

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