復星医薬株価約10%急騰 台湾南投県同社ワクチン注文へ

 中国製薬大手、A・H株同時上場の復星医薬(Fosun Pharma・2196)の株価は26日急騰し、A株はストップ高、H株は昼過ぎ9.5%高の65.5(直近1年の高値は65.9)HKDまで買われた。
 中国紙によると、台湾南投県の林明溱県長は25日、台湾中央流行疫情指揮中心(中央感染症指揮センター・CECC)に対して、大陸代理店の上海復星医薬に30万回分ワクチンの購入を許可するよう正式に要請したことを報じた。
 上海復星医薬は2020年ドイツ、バイオンテック(BioNTech)社の新型コロナウイルスワクチン――「mRNAワクチン」の開発に参画し、今月同ワクチンの中国現地生産に関する合弁会社を上海に設立したことを発表した。

 

 

 

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